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上島朋子医師の男性型脱毛症(MAGA)研究が、美容皮膚・ヒト臨床ジャーナル「Journal of Cosmetic Dermatology」に掲載されました

2026年08月14日

当クリニック院長 上島朋子医師による「男性型脱毛症(MAGA)に対するマイクログラフト/自己頭皮組織移植療法と他家乳歯歯髄幹細胞培養上清液 併用療法の有効性評価」が、オンラインジャーナル美容皮膚・ヒト臨床ジャーナル「Journal of Cosmetic Dermatology(JCD)」2026年6月号に掲載※1されました。

http://dx.doi.org/10.1111/jocd.70982

※1 論文タイトル:Hair Number per Follicular Unit as a Marker of Treatment Response to Combined Autologous Scalp-Derived Micrografts and Allogeneic SHED-CM in Male Androgenetic Alopecia

【研究成果】

  • 本研究では、男性型脱毛症(MAGA)(n=59)に対して、マイクログラフト/自己頭皮組織移植療法(MG)1回と他家乳歯歯髄幹細胞培養上清液(SHED-CM)4回を併用した治療を行い、12か月後にトリコスコピー(QTES®)※2による定量評価を実施。全体の69.5%で改善が認められ、重篤な有害事象は確認されなかった。
  • 改善群では毛径および毛包単位内毛髪数(HN/FU)の増加が認められた一方で、非改善群ではHN/FUの減少が観察された。なお、従来から治療効果の指標として用いられてきた毛密度については、改善群・非改善群いずれにおいても統計学的有意な変化が認められず、密度指標のみでは治療効果を適切に評価できない可能性が示唆された。
  • 本研究では、単に治療効果を示しただけでなく、QTES®が毛径、HN/FUの複合評価指標として機能する可能性がある点と、「治療に反応する=効く患者」と「治療に反応しない=効かない患者」を見分ける治療反応マーカーとしても、有用である可能性がある点に新規性がある。

AGAの治療戦略は、これまで毛径や毛密度の改善を中心としてきました。しかし今後は毛包単位という構造にも着目し、その構造を評価、モニタリングしながら治療をするという新たな視点を取り入れることで、育毛治療のさらなる発展につながる可能性があると考えられます。

※2 トリコスコピー定量評価システム Quantitative Trichoscopic Evaluation System QTES®:複数の毛髪指標(毛径・毛包構造・毛密度など)を統合した6段階評価で、視覚的改善と最も高く相関する新しい発毛評価指標。

<参考情報:試験方法>

対象者:日本人男性脱毛症患者様59名※3(頂部脱毛)
試験期間:2021年10月から2025年3月
使用した統計解析:非正規分布を前提としたノンパラメトリック統計解析を採用
相関・群間比較・前後比較を組み合わせた多面的解析
有意水準はp < 0.05
評価者間一致率はICCで評価し、高い一致性を確認

※3 東京ミッドタウン皮膚科形成外科Noage(ノアージュ)受診患者様

【症例】

被験者:55歳男性
治療内容:マイクログラフト/自己頭皮組織移植療法(MG)1回と他家乳歯歯髄幹細胞培養上清液(SHED-CM)4回
治療期間:12か月
結果:一般的な指標(ハミルトンノーウッド分類) 治療前 Ⅲ → 治療後 Ⅱ

<トリコスコピー複合指標による客観的評価(QTES®)>

見た目の変化(ハミルトンノーウッド分類)とトリコスコピー複合指標(QTES®)で評価したところ、太い毛が増え、毛包単位※4から生えている毛髪数が増えた。
この詳細な変化は、本人の自覚よりも早期に現れるため、治療効果の有無や治療方針の決定に役立つ。

※4 毛包単位(FU)

>>本研究について詳しくはプレスリリースをご覧ください
https://www.amcare.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/PR_release_kamisiima_amc20260724-1.pdf

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