お知らせ

上島院長の"男性型脱毛症と女性型脱毛症の進行経路の違い"に関する論文が、学術誌「Journal of Cosmetic Dermatology(JCD)」に掲載

2024年02月20日

当クリニック院長 上島朋子医師による「トリコスコピー像から判明した男性型脱毛症と女性型脱毛症の進行経路の違い」に関する臨床研究論文が、美容皮膚・ヒト臨床学術ジャーナル「Journal of Cosmetic Dermatology(JCD)」2024年1月号に掲載されました。

  • 従来、男性型脱毛症(MAGA)と女性型脱毛症(FPHL)は、同様の経過をたどり進行するといわれてきた。また、男女の違いを含めてトリコスコピー(毛や毛包周囲を拡大鏡によって診断する方法)による男女比較が充分なされてこなかったため、有効な治療法を選択するのが困難であった。
  • 本臨床研究の結果、男性型脱毛症と女性型脱毛症の進行経路には違いがあることが明らかになった。これにより、男性型脱毛症と女性型脱毛症の進行要因に関する新たな仮説が立てられ、新規治療法の開発に役立つ可能性が見えてきた 。特に、個々の患者に対する治療法の選択において、これらの進行経路の違いを考慮し、従来の一律的な治療法とは異なるアプローチが必要であることがわかった。
  • 本臨床研究の論文が美容皮膚・ヒト臨床学術ジャーナル「Journal of Cosmetic Dermatology (JCD)」2024年1月号に掲載※1。 (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jocd.16177)

※1 論文タイトル: Divergent progression pathways in male androgenetic alopecia and female pattern hair loss: Trichoscopic perspectives

【研究目的】

本研究の目的は、男性型脱毛症(MAGA)と女性型脱毛症(FPHL)の性差による特徴を調べると同時に、臨床段階におけるこれらの病態の進行程度を明らかにすることです。

【研究背景と方法】

これまで、トリコスコピー(毛や毛包周囲を拡大鏡によって診断する方法)による男女比較が充分なされてこなかったため、有効な治療法を選択することが困難でした 。本研究では、男性型脱毛症126例と女性型脱毛症57例を対象として、9つの定量的トリコスコピー因子を詳細に分析しました。

【結果】

9つの定量的トリコスコピー因子のうち、毛髪直径と1毛包あたりの毛髪数は男女ともに脱毛症進行度と強い相関を示しました。脱毛評価のために従来使われてきた毛髪密度は、女性型脱毛症では臨床病期との相関が弱く、男性型脱毛症では全く相関が見られませんでした。

加えて、男性型脱毛症では毛髪直径の段階的な減少で始まり、次いで毛包あたりの毛髪数が減少するという特徴がありました。一方、女性型脱毛症では逆の進行経過がみられました。

【研究総括】

本臨床研究から、脱毛症の進行度に応じて見られる定量的トリコスコピー因子の変化は男女で異なることが判明しました。

進行の経路は、

  • 経路1:毛髪直径の減少に反映される毛包の小型化
  • 経路2:1毛包あたりの毛髪数の減少に反映される毛包周囲微小環境の機能障害

があり、男性型脱毛症(MAGA)は経路1 から経路2 へと進行しますが、女性型脱毛症(FPHL)は経路2 から始まり、経路1 へと進行していました。

本研究による知見は、男性型脱毛症と女性型脱毛症の治療法の開発に役立つ可能性があるとともに、患者個々人に対する治療法の選択にも有用であると考えられます。

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MAGA(男性型脱毛症)とFPHL(女性型脱毛症)における異なる進行経路。
FU...毛包単位あたりの単毛 APM...毛乳頭筋
上島朋子医師 Journal of Cosmetic Dermatology (JCD) 論文掲載より

<参考情報:試験方法>

対象者:
日本人男性脱毛症患者様126名(頂部脱毛)/日本人女性脱毛症患者様57名(前頭部~頭頂部脱毛)※
※東京ミッドタウン皮膚科形成外科Noage(ノアージュ)受診患者様
試験期間:
2021年3月から2023年4月までの2年間
使用した統計解析:
Spearmanの順位相関係数を用いて、各臨床病期間の9QTF の差の統計的有意性を評価。続いて、Mann-Whitney U 検定を用いて、病期間、病期群間、若年、中年、高齢の各年齢群間において、選択したトリコスコピー値を比較。すべての統計値はp値<0.05で統計的に有意とみなされた。

>>本研究について詳しくはプレスリリースをご覧ください
https://www.amcare.co.jp/news/uploads/PR_release_kamishima_amc20240220.pdf

【重要】「プラセンタ製剤」を使用する施術に関するお知らせ

2023年11月01日

当クリニックで取り扱っている「プラセンタ製剤」について、
現在、流通が不安定になっているため、製剤の確保が困難な場合がございます。

プラセンタ製剤を使用した注射・点滴をご希望の皆様におかれましては、
製剤の確保状況によりご提供が叶わない場合もございます。

ご希望の方は、事前に当クリニックまで、お問い合わせくださいますようお願いいたします。

ご不便おかけいたしますが、ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

【育毛・毛髪再生治療】Noage独自の「毛髪診断・治療効果測定」のご案内

2023年09月19日

「東京ミッドタウン皮膚科形成外科Noage」では、育毛・毛髪再生治療において、上島朋子院長が開発した独自の毛髪計測・スコアシステムを採用し、お一人おひとりに合わせた治療をご提案しています。

Noage独自の毛髪計測・スコアシステムについて

上島院長が独自に開発した「毛髪計測・スコアシステム」は、特殊な高倍率カメラで撮影した鮮明な毛髪・頭皮の画像を分析し、その結果を独自の指標で点数化(スコアリング)するシステムです。

当クリニックの育毛・毛髪再生治療では、このシステムを高精度な診断や治療効果の判定に活用。毛髪・頭皮の状態を詳細に分析・スコアリングすることで、お一人おひとりにより適切な治療をご提案しています。

育毛・毛髪再生治療でお悩みの方、治療をご検討の方など、お気軽にご相談ください。

※当システムは、2023年5月に発表した論文内でもご紹介しています。
詳しくは、下記も合わせてご覧ください。

【新メニュー】幹細胞培養上清液療法のお知らせ

2023年07月24日

日ごろより当クリニックをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
当クリニックでは、"肌"に対する「幹細胞培養上清液(かんさいぼうばいようじょうせいえき)療法」のご提供を開始いたしました。

幹細胞培養上清液は、体内に注入することで組織の再生能力を高め、損傷した皮膚や関節など組織の修復を促進します。

当クリニックでは、幹細胞培養上清液と従来の治療と組み合わせた「コンビネーション治療」をご提案。
従来の治療による作用・効果と、再生医療領域からのアプローチを組み合わせた治療をお届けします。

当クリニックの「コンビネーション治療」
  • 【ニキビ跡など肌の凸凹改善】ピコフラクショナル × 幹細胞培養上清液

  • 【肌質改善】シルファームX × 幹細胞培養上清液

  • 【潤い・ハリ】ノアージュ式水光注射 × 幹細胞培養上清液

各コンビネーション治療の内容や幹細胞培養上清液について、下記で詳しく解説しています。是非ご覧ください。

幹細胞培養上清液療法

【重要】血管外科 新規受付終了のお知らせ

2023年06月22日

これまで「血管外科」を診察してまいりましたが、 2023年6月末をもちまして 新規患者様の受付を終了 いたします。

なお、これまで当クリニックにて血管外科を受診なされている患者様におかれましては、 個別にご案内させていただきます。
診察をご希望の際は、当クリニックまでご連絡ください。

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど何卒よろしく お願い申し上げます。

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